社交ダンス&合唱を愛する猫のブログ ~ by 気ままな猫 ~

東京で社交ダンスを踊ったり、合唱や楽器で音楽を楽しんでいます。

合唱曲「信じる」の歌詞は、生きるという事の根源を表している。

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合唱曲はお好きでしょうか?

このページを見に来られるからには、何かの形で合唱に関わっている方だと思います。学校の合唱コンクールや大学の合唱団や市民合唱団。色々な形があると思います。

「信じる」はNHK合唱コンクールの課題曲にもなったので知っている方が多いと思いますが、今回の記事で取り上げてみようと思いました。

 

 

作詞と作曲は誰なのか

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この曲の作詞は谷川俊太郎で、作曲は松下耕です。

谷川俊太郎は、2019年時点では存命(87歳)の詩人で、他にも「朝のリレー」「二十億光年の孤独」など有名な詩がありますね。寺山修司や石原慎太郎とも親交があり、60年安保には一緒に反対していたそうです。

松下耕も2019年時点で存命(56歳)の作曲家で、他にも多数の合唱曲はもちろん、オーケストラやオルガンの曲も作曲しています。また、2001年には耕友会という組織を結成し、現在では14の合唱団から成り立っています。私も耕友会の演奏、ヴォーチェス・フィデリスやヴォーチェス・ベリタスの演奏を聞きに行ったことがありますが、素晴らしい響きと表現力を持った合唱団です。機会があれば聴きに行くことをオススメします。

 

これが「信じる」の歌詞だ

笑うときには大口あけて

おこるときには本気でおこる

自分にうそがつけない私

そんな私を私は信じる

信じることに理由はいらない

 

地雷をふんで足をなくした

子どもの写真目をそらさずに

黙って涙を流したあなた

そんなあなたを私は信じる

信じることでよみがえるいのち

 

葉末の露がきらめく朝に

何を見つめる小鹿のひとみ

すべてのものが日々新しい

そんな世界を私は信じる

信じることは生きるみなもと

 

歌詞の意味を私なりにざっくりと考える

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この歌詞をスッと見たとき、信じる対象が「自分」→「他者」→「世界」と自分と言う枠からどんどん外へ広がっている事に気付きます。また、「信じることに理由はいらない」→「信じることでよみがえるいのち」→「信じることは生きるみなもと」というように詩が流れていきます。信じるという事を実践するのは本当に大変なことです。楽譜の前書きにも書かれていますが、「裏切られてなお、信じることが出来るか」という事については難しすぎる問題と思います。それでも、世界には、私たちの周りには他者がいて、それでいて生きることは成り立っている。だからこそ、「信じる」ということが生きていくうえですべての根源になるのでしょうね。そんな事を歌っている、語りかけているのだと思います。

 

まとめ

中学校の合唱コンクールでも、よく歌われる「信じる」ですが、詩を突き詰め、音楽として表現するとなれば、なかなかに難しい曲です。それでも、この曲を歌うことで、信じることや人生と言うものを考えることができたら、いいのではないでしょうか。